【初心者でも出来る!】ブレーキパッド交換は意外に簡単 レクサスHS250h編
2021/09/08

プリウスやアクア、レクサスハイブリッドなどのブレーキパッド交換は自分でできます。
今回はレクサスHS250h前期型の前輪ブレーキパッド交換を自分でやってみました。カー用品店で1万8000円もかかるブレーキパッド交換は、手順を守れば部品代の2000円以下で交換することができましたので、その手順を紹介します。

※ 重要保安部位なので、ご自身の責任でご自身の車で交換を行ってください。

作業に必要なスキルは、トルクを意識してボルトを締め付ける事と、ジャッキを上げてタイヤを外せることです。
あとは工具として、シリンダーを押し縮めるのにウォーターポンププライヤー、キャリパーを外すのにメガネレンチやボックスレンチ、ない場合はスパナー(プリウスの場合14ミリ・17ミリ)が必要です。
必要部品としては、新品ブレーキパッド、ブレーキグリス(スプレータイプが楽)、クリーニング用のぼろ布など。

注意事項1)ねじ締めトルク

やっていい判断基準の一つとしては、「ボルトのネジ締めトルク」という言葉を知っていて意識したことがあるか、ないかです。キャリパー固定ボルトは25-35Nm程度です。心配な方はご自身の車の締め付けトルクを精げておいた方がいいでしょう。
トルクレンチがあれば、そちらを使用したほうが良いのですが、ない場合は下記を参考にして締め付けを確実に行って下さい。

中間値の30Nmで締め付けるとしたら、30Nmは1mのレンチで30N(3㎏)でねじるモーメント(力×長さ)ですので、20㎝の場合はその5倍の力、150N(15㎏)で締めれば同等のトルクが得られます。ですので、今回は、20㎝のスパナーでだいたい15㎏の力を目安にして締め付けを行いました。
ただし、その力で締め付けを行ったときに、少し力が抜けるような感覚があったら、ネジ頭がナメはじめたか、ボルトが伸びて破断を始めている可能性があるので、その際は必ずボルトを交換してください。

ネジは、座面に到達して締め付けトルクが上がってきてから、機械強度限界点を超えてしまうと、ネジが伸び始め破壊を開始します。ですので、ネジの限界トルクを意識しないでとにかく強く締めすぎてネジ切ってしまう様な無知識や乱雑な方は推奨できません。


注意事項2)修理中・修理後のキー・ドア・ブレーキ操作について
修理中はキー操作をしたり、扉を開けたり、ブレーキを踏んだりしないようにしてください。
万一車の中に入らなければならない事がある可能性もあるので、窓を全開にしておくとよいでしょう。
車種にもよりますが、キャリパーを取り外しているときに、車に何らかの操作や状態変化が発生すると、ブレーキシリンダーの油圧が機能してしまう事があります。
また、修理後は、修理中に縮めたブレーキシリンダーを機能させるために、エンジンをかける前にブレーキを踏みこんでおいてください。

※ 重要保安部位なので、ご自身の責任でご自身の車で交換を行ってください。


走る・曲がる・止まるに関する重要な場所なので、自信の無い方はやめたほうがいいでしょう。ただ、ブレーキパッド交換はこの様に意外に簡単にできるようになってますので、取り付けたあとも定期的に様子を見たり対応できる方は、ご自身で着手する意味はあると思います。


【否定的なご意見に対して】
初心者がやるべきでないとか、アマチュア動画は良くないとか、否定的な意見も多いのは承知ですが、こういうことは結局誰もが最初は経験しないと次には絶対に進めません。
修理業者に任せるのが安全に決まっているのは当たり前ですが、自分でメンテナンスに手を出して車の状態に関心を持つことはとても重要だと思います。
自分でやってみたい方の為に、今回はメーカー技術者ではない初心者であった私が実際に個人的に作業した際の解説動画を置くことにしました。

#ブレーキパッド交換
#ハイブリッド車
#レクサ

プリウスやアクア、レクサスハイブリッドなどのブレーキパッド交換は自分でできます。
今回はレクサスHS250h前期型の前輪ブレーキパッド交換を自分でやってみました。カー用品店で1万8000円もかかるブレーキパッド交換は、手順を守れば部品代の2000円以下で交換することができましたので、その手順を紹介します。

※ 重要保安部位なので、ご自身の責任でご自身の車で交換を行ってください。

作業に必要なスキルは、トルクを意識してボルトを締め付ける事と、ジャッキを上げてタイヤを外せることです。
あとは工具として、シリンダーを押し縮めるのにウォーターポンププライヤー、キャリパーを外すのにメガネレンチやボックスレンチ、ない場合はスパナー(プリウスの場合14ミリ・17ミリ)が必要です。
必要部品としては、新品ブレーキパッド、ブレーキグリス(スプレータイプが楽)、クリーニング用のぼろ布など。

注意事項1)ねじ締めトルク

やっていい判断基準の一つとしては、「ボルトのネジ締めトルク」という言葉を知っていて意識したことがあるか、ないかです。キャリパー固定ボルトは25-35Nm程度です。心配な方はご自身の車の締め付けトルクを精げておいた方がいいでしょう。
トルクレンチがあれば、そちらを使用したほうが良いのですが、ない場合は下記を参考にして締め付けを確実に行って下さい。

中間値の30Nmで締め付けるとしたら、30Nmは1mのレンチで30N(3㎏)でねじるモーメント(力×長さ)ですので、20㎝の場合はその5倍の力、150N(15㎏)で締めれば同等のトルクが得られます。ですので、今回は、20㎝のスパナーでだいたい15㎏の力を目安にして締め付けを行いました。
ただし、その力で締め付けを行ったときに、少し力が抜けるような感覚があったら、ネジ頭がナメはじめたか、ボルトが伸びて破断を始めている可能性があるので、その際は必ずボルトを交換してください。

ネジは、座面に到達して締め付けトルクが上がってきてから、機械強度限界点を超えてしまうと、ネジが伸び始め破壊を開始します。ですので、ネジの限界トルクを意識しないでとにかく強く締めすぎてネジ切ってしまう様な無知識や乱雑な方は推奨できません。


注意事項2)修理中・修理後のキー・ドア・ブレーキ操作について
修理中はキー操作をしたり、扉を開けたり、ブレーキを踏んだりしないようにしてください。
万一車の中に入らなければならない事がある可能性もあるので、窓を全開にしておくとよいでしょう。
車種にもよりますが、キャリパーを取り外しているときに、車に何らかの操作や状態変化が発生すると、ブレーキシリンダーの油圧が機能してしまう事があります。
また、修理後は、修理中に縮めたブレーキシリンダーを機能させるために、エンジンをかける前にブレーキを踏みこんでおいてください。

※ 重要保安部位なので、ご自身の責任でご自身の車で交換を行ってください。


走る・曲がる・止まるに関する重要な場所なので、自信の無い方はやめたほうがいいでしょう。ただ、ブレーキパッド交換はこの様に意外に簡単にできるようになってますので、取り付けたあとも定期的に様子を見たり対応できる方は、ご自身で着手する意味はあると思います。


【否定的なご意見に対して】
初心者がやるべきでないとか、アマチュア動画は良くないとか、否定的な意見も多いのは承知ですが、こういうことは結局誰もが最初は経験しないと次には絶対に進めません。
修理業者に任せるのが安全に決まっているのは当たり前ですが、自分でメンテナンスに手を出して車の状態に関心を持つことはとても重要だと思います。
自分でやってみたい方の為に、今回はメーカー技術者ではない初心者であった私が実際に個人的に作業した際の解説動画を置くことにしました。

#ブレーキパッド交換
#ハイブリッド車
#レクサス

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