レクサスNXのフルモデルチェンジはいつ?発売時期・デザイン変更・今買うべきかの判断基準

レクサス 更新日:2025/06/15 公開日:2025/06/15
レクサスNXのフルモデルチェンジはいつ?発売時期・デザイン変更・今買うべきかの判断基準

レクサスNXの購入を検討している方にとって、次回のフルモデルチェンジがいつなのかは気になるポイントですよね。せっかく高級車を買うなら、タイミングを間違えて後悔したくないものです。

現在の2代目NXは2021年に登場し、これまでも年次改良を重ねてきました。そして2025年には大きなマイナーチェンジが予定されており、次のフルモデルチェンジ時期も見えてきています。

この記事では、レクサスNXのフルモデルチェンジ時期の予想から、2025年のマイナーチェンジ内容、そして今買うべきか待つべきかの判断基準まで、詳しく解説していきます。高級車選びで失敗しないために、ぜひ参考にしてください。

購入タイミングで迷っている方も、最新の改良内容を知りたい方も、この記事を読めばレクサスNXの今後の展開がしっかりと理解できるはずです。

レクサスNXの次回フルモデルチェンジはいつ?

レクサスNXの次回フルモデルチェンジについて、多くの方が気になっているのではないでしょうか。購入を検討している方にとって、この情報は非常に重要な判断材料になります。

2027年〜2028年が有力な理由

レクサスNXの次回フルモデルチェンジは、2027年から2028年ごろと予想されています。この時期が有力視されている背景には、レクサスの開発サイクルがあります。

初代NXは2014年に発売され、2代目への切り替えは2021年でした。この7年間というスパンが、レクサスの標準的なフルモデルチェンジ周期となっています。現行の2代目が2021年に登場したことを考えると、次期モデルは6〜7年後の2027〜2028年が自然な流れといえるでしょう。

過去のモデルチェンジ周期から見る予想

レクサスNXのモデルチェンジ履歴を振り返ると、一定のパターンが見えてきます。初代NXは2014年から2021年まで7年間販売され、その間にマイナーチェンジを挟みながら商品力を維持してきました。

現行の2代目NXも同様のサイクルで進化していくと考えられます。2021年の登場から数えて、2027年で6年、2028年で7年となり、過去の周期と合致します。ただし、最近の電動化の加速や市場の変化を考えると、6年周期での変更も十分に考えられるでしょう。

レクサス全体の改良サイクルとの関係

レクサス全体の商品戦略を見ると、各モデルが計画的に改良されています。2025年にはNXのマイナーチェンジが予定されており、これは次のフルモデルチェンジまでの「つなぎ役」としての意味合いが強いと考えられます。

このような段階的な改良ステップを踏むことで、レクサスは常に最新の技術や装備を提供し続けています。2025年の改良後、さらに2〜3年の熟成期間を経て、次世代モデルへとバトンタッチする流れが想定されます。

2025年マイナーチェンジの内容と変更点

2025年のレクサスNXマイナーチェンジは、単なる年次改良を超えた大きな進化が期待されています。購入を検討している方にとって、この改良内容は重要な判断材料になるでしょう。

2025年7月に実施される年次改良の詳細

2025年のマイナーチェンジは、7月頃の実施が予定されています。今回の改良では、これまでの年次改良よりも大幅な変更が加えられる見込みです。

特に注目すべきは、12.3インチフル液晶メーターの採用です。これまで他のレクサスモデルで順次導入されてきた最新のデジタル技術が、ついにNXにも搭載される予定となっています。この大型液晶メーターにより、運転者への情報提供がより直感的で見やすくなることが期待されます。

NX250(ガソリンモデル)の生産終了

2025年の改良で大きな変化となるのが、NX250(ガソリンモデル)の生産終了です。レクサス公式サイトでも「NX250は2025年6月をもって生産終了」と発表されており、これによりNXのラインナップは電動化モデル中心となります。

この変更により、今後のNXはハイブリッドとプラグインハイブリッドが主力となり、より環境に配慮したモデル構成になります。ガソリンモデルを希望する方は、生産終了前の購入を検討する必要があるでしょう。

新しいボディカラーと廃止される色

2025年モデルでは、ボディカラーの見直しも行われる予定です。新色の追加と同時に、一部の既存カラーが廃止される見込みです。

具体的には、ソニッククォーツやマダーレッドなどの人気色が廃止される可能性が指摘されています。一方で、新たなカラーオプションの追加により、より多様な選択肢が提供されることも期待されています。

三眼フルLEDヘッドランプの全車標準装備化

2025年モデルの大きな変更点として、三眼フルLEDヘッドランプの全車標準装備化があります。これまで上級グレードのオプションとして設定されていた装備が、全グレードで標準となる予定です。

この変更により、NXの存在感と高級感が一層高まることが期待されます。夜間走行時の視認性向上はもちろん、デザイン面でもより精悍な印象を与えることになるでしょう。

現行NXと次期モデルのデザイン変更予想

レクサスNXのデザインは、ブランドの象徴的な要素を保ちながらも、時代に合わせて進化し続けています。現行モデルと次期モデルでは、どのような変化が期待できるのでしょうか。

現在のスピンドルグリルデザインの特徴

現行NXの最も印象的な特徴は、レクサスの象徴であるスピンドルグリルです。力強く洗練されたデザインは、SUVとしての存在感を際立たせています。

2025年モデルでは、このスピンドルグリルがさらに進化すると予想されています。より一体感のあるデザインへと刷新され、フロントフェイス全体の調和が図られる可能性が高いでしょう。シャープな三眼LEDヘッドライトとの組み合わせにより、より現代的で精悍な印象を与えることが期待されます。

次期モデルで期待される外観の進化

次期NXでは、現行モデルの基本的なデザインコンセプトを受け継ぎながらも、より洗練された外観への進化が予想されます。空力性能を意識したラインの美しさや、18インチから20インチのスタイリッシュなアルミホイールが足元を引き締めることでしょう。

リア部分では、フルワイドLEDライトバーの採用により、より印象的なデザインとなる可能性があります。これにより、昼夜を問わず存在感のあるスタイリングが実現されるでしょう。

12.3インチフル液晶メーターの採用可能性

インテリアでは、12.3インチフル液晶メーターの採用が最も注目される変更点です。この大型ディスプレイにより、運転者への情報提供がより直感的で見やすくなることが期待されます。

従来の7インチディスプレイから12.3インチへの大幅なサイズアップにより、表示内容の自由なカスタマイズが可能になります。運転状況に応じた最適な情報表示により、視認性が約30%向上するとされています。

インテリアデザインの変更点

新型MIRAIに似たデジタル感満載のインテリアが採用される可能性があります。中央ディスプレイは、レクサスのEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」のTazunaコクピットと呼ばれるデザインに近いものになると予想されます。

これにより、レクサス新世代デザインの幕開けとなるモデルとしての位置づけが明確になるでしょう。より直感的で使いやすいインターフェースの実現が期待されます。

パワートレインとグレード構成の変化

レクサスNXのパワートレイン構成は、環境規制の強化と電動化の流れを受けて大きく変化しています。2025年以降のグレード体系について詳しく見ていきましょう。

2025年改良後のグレード体系

2025年の改良により、NXのグレード構成は大幅に見直されます。最も大きな変化は、NX250(ガソリンモデル)の生産終了です。これにより、ラインナップは電動化モデル中心となります。

グレードパワートレイン駆動方式生産状況
NX350h2.5L+ハイブリッド2WD/AWD継続生産
NX450h+2.5L+PHEVAWD継続生産
NX3502.4LターボAWD継続生産
NX2502.5Lガソリン2WD/AWD2025年6月終了

この変更により、今後のNXはより環境に配慮したモデル構成となり、レクサスの電動化戦略が明確に表れることになります。

ハイブリッドとPHEVモデルの位置づけ

ハイブリッドモデルのNX350hは、今後もNXの主力グレードとしての地位を維持します。実用的な燃費性能と十分なパワーを両立しており、多くのユーザーにとって最適な選択肢となるでしょう。

プラグインハイブリッドのNX450h+は、レクサス初のPHEVとして注目を集めています。18.1kWhの大容量バッテリーにより、クラストップレベルのEV走行可能距離を実現しています。充電インフラの整備が進む中、より多くのユーザーに選ばれることが期待されます。

ガソリンターボエンジンの継続採用

NX350に搭載される2.4Lターボエンジンは、2025年以降も継続して採用される予定です。このエンジンは、力強い加速性能を求めるユーザーに人気があり、スポーティな走りを楽しみたい方にとって魅力的な選択肢となっています。

電動化が進む中でも、内燃エンジンの魅力を残すことで、多様なニーズに対応する姿勢を示しています。特にFスポーツグレードでは、このターボエンジンの特性が活かされることでしょう。

燃費性能と走行性能のバランス

各パワートレインは、燃費性能と走行性能のバランスを重視して設定されています。ハイブリッドモデルは優れた燃費性能を、ターボモデルは力強い加速性能を、PHEVモデルは両方の特性を兼ね備えています。

ユーザーの使用環境や好みに応じて、最適なパワートレインを選択できる体制が整っているといえるでしょう。

今レクサスNXを買うべき?それとも待つべき?

レクサスNXの購入を検討している方にとって、今買うべきか、それとも次期モデルまで待つべきかは悩ましい問題です。それぞれのメリットを整理して、最適な判断をしましょう。

2025年モデルを買うメリット

2025年モデルを購入する最大のメリットは、最新の改良内容を享受できることです。12.3インチフル液晶メーターや三眼フルLEDヘッドランプの標準装備化により、現行モデルよりも大幅に商品力が向上します。

また、NX250の生産終了により、ガソリンモデルを希望する方は2025年6月までに購入する必要があります。電動化の流れが加速する中、純ガソリンエンジンを選べる最後の機会となる可能性が高いでしょう。

フルモデルチェンジまで待つメリット

2027〜2028年のフルモデルチェンジまで待つメリットは、より大幅な進化を期待できることです。次期モデルでは、新しいプラットフォームの採用や、さらなる電動化技術の進歩が見込まれます。

特に、バッテリーEV(BEV)専用モデルの投入や、次世代の自動運転技術の搭載が期待されています。レクサスは2035年までにBEV専業ブランドへの転換を目指しており、次期NXがその重要な橋渡しモデルとなる可能性があります。

価格変動と値上がりの可能性

高級車市場では、モデルチェンジのタイミングで価格が上昇する傾向があります。現行NXも発売以来、段階的に価格が見直されており、次期モデルではさらなる価格上昇が予想されます。

現在のNXの価格帯を考えると、2025年モデルは相対的にお得感のある選択肢となる可能性があります。特に、装備が充実する一方で、フルモデルチェンジ前の価格設定が維持されることが期待できるでしょう。

リセールバリューの観点から見た判断

レクサスNXは、高いリセールバリューを維持することで知られています。特にガソリンモデルのNX250やNX350 Fスポーツは、3年落ちでもリセール率が90%を超えるなど、非常に高水準な相場を維持しています。

2025年モデルを購入した場合、フルモデルチェンジ前の最終改良モデルとして、将来的に希少価値が生まれる可能性もあります。投資的な観点からも、魅力的な選択肢といえるでしょう。

購入タイミングの判断基準

レクサスNXの購入タイミングを決める際は、個人のライフスタイルや価値観を考慮することが重要です。最適な判断をするための基準を整理してみましょう。

ライフスタイルに合わせた選択

まず考えるべきは、あなたの現在のライフスタイルです。通勤で毎日使用する方と、週末のレジャーがメインの方では、求める機能や性能が異なります。

日常的に長距離を運転する方であれば、2025年モデルの改良された安全機能や快適装備のメリットを十分に享受できるでしょう。一方、使用頻度が低い方は、次期モデルの登場まで待つという選択肢も合理的です。

予算と維持費のシミュレーション

購入予算だけでなく、維持費も含めた総コストを考慮することが大切です。レクサスNXの場合、ハイブリッドモデルは燃費性能に優れ、長期的な燃料費を抑えることができます。

項目NX350hNX350NX450h+
燃費(WLTCモード)22.2km/L11.8km/L19.8km/L
年間燃料費(約1万km)約6.8万円約12.7万円約7.6万円
自動車税4.5万円4.5万円4.5万円

PHEVモデルの場合、充電環境が整っていれば、さらに燃料費を抑えることが可能です。自宅に充電設備を設置できる方にとって、NX450h+は魅力的な選択肢となるでしょう。

競合車種との比較ポイント

レクサスNXと競合する車種として、BMW X3、メルセデス・ベンツGLC、アウディQ5などがあります。これらの車種と比較する際のポイントを整理しておきましょう。

レクサスの強みは、信頼性の高さと充実したアフターサービスです。また、ハイブリッド技術においては、他の欧州プレミアムブランドよりも先進的な技術を持っています。一方、走行性能やブランドイメージでは、ドイツ系プレミアムブランドに魅力を感じる方もいるでしょう。

試乗で確認すべき項目

購入前の試乗では、以下の項目を重点的にチェックしましょう。まず、乗り心地と静粛性です。レクサスNXは快適性を重視した設定となっており、長距離ドライブでも疲れにくい特性があります。

次に、パワートレインの特性です。ハイブリッドモデルの場合、エンジンとモーターの切り替わりがスムーズかどうか、ターボモデルの場合、加速レスポンスが好みに合うかどうかを確認してください。

レクサスNXの将来性と電動化への対応

レクサスNXの将来を考える上で、電動化への対応は避けて通れない重要なテーマです。レクサス全体の戦略と合わせて、NXの今後の方向性を見ていきましょう。

次期モデルの電動化戦略

レクサスは2019年に発表した電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、2035年までにBEV専業ブランドへの転換を目指しています。次期NXは、この戦略の重要な一翼を担うモデルとなるでしょう。

次期モデルでは、現行のハイブリッドやPHEVに加えて、バッテリーEV専用モデルの投入が検討されています。これにより、ユーザーの多様なニーズに対応しながら、環境規制にも適応していく方針です。

新プラットフォームGA-Kの可能性

次期NXでは、トヨタの新世代プラットフォーム「GA-K」の採用が検討されています。このプラットフォームは、電動化に最適化された設計となっており、より効率的なパッケージングが可能です。

GA-Kプラットフォームの採用により、バッテリーの搭載効率が向上し、EV航続距離の延長や車内空間の拡大が期待できます。また、車体剛性の向上により、走行性能と安全性の両立も図られるでしょう。

自動運転技術の搭載予想

次期NXには、より高度な自動運転技術の搭載が予想されます。現行モデルでも「ほぼ自動運転」と評価される高い完成度のADAS(先進運転支援システム)を搭載していますが、次期モデルではさらなる進化が期待されます。

特に、高速道路でのハンズオフ機能や渋滞時の自動運転支援など、運転者の負担を軽減する機能の拡充が見込まれます。LiDARセンサーを使わない高精度な自動運転技術の実現により、コストを抑えながらも高い性能を提供することが可能になるでしょう。

まとめ:レクサスNX購入の最適なタイミング

レクサスNXのフルモデルチェンジは2027〜2028年頃と予想され、2025年7月には大幅なマイナーチェンジが実施される予定です。12.3インチフル液晶メーターや三眼LEDヘッドランプの標準装備化により、現行モデルから大きく進化します。

NX250(ガソリンモデル)は2025年6月で生産終了となるため、純ガソリンエンジンを希望する方は早めの決断が必要です。一方、最新の電動化技術や自動運転機能を求める方は、次期モデルまで待つのも賢明な選択といえるでしょう。

購入タイミングは、あなたのライフスタイルや価値観によって決まります。現在の改良内容に満足できるなら2025年モデルを、より大幅な進化を求めるなら次期モデルを待つことをおすすめします。どちらを選んでも、レクサスNXの高い品質と信頼性を享受できることは間違いありません。