コンパクトでスポーティな若者向けキャデラックのお買い得車|2013年型 キャデラック ATS ラグジュアリー

車両本体価格300万円以下の魅力的なアメ車の中古車を紹介する企画の30台目は、コンパクトでスポーティな異色のキャデラック、ATSです。

車両の概要は以下の通り。

2013年型 キャデラック ATS ラグジュアリー
・車両本体価格:228万円
・車検:令和4年6月
・走行距離:2万5129km
・排気量:2リッター直4 DOHCターボ
・ミッション:6AT
・ボデイカラー:ホワイトダイヤモンド
・内装:ブラックレザー
・乗車定員:5名
・正規輸入車

キャデラックATSは、キャデラック初のコンパクトセダンとして2013年に登場し、2018年まで販売されましたが、後継モデルの名称がCT4となった事で、名称的には絶版となりました。
ちなみにATSは、デビューした年に「2013年北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

今回取材したのは、日本導入初年度モデルのラグジュアリーです。
実はATSは、日本発売時にグレードごとに少しタイムラグがあり、最初にベーシックなラグジュアリーの販売を開始。その2ヶ月後に上級グレードのプレミアムの販売が開始されました。
新車時の価格はラグジュアリーが439万円、プレミアムが499万円。両車には60万円の差がありましたが、エンジンやミッションといった機関系に違いはありません。

キャデラックATSというモデルの最大のセールスポイントは、走りの良さにあると思います。
最高出力276psを発揮する2リッター直4DOHCターボエンジンは、同クラスのライバルの中で頭一つ抜けてパワフルでしたし、FR車の理想とされる50%:50%の前後重量配分、1,580kgの軽量ボディ、キャデラック初の5リンク独立リア・マルチリンクサスペンションとダブルピボット・マクファーソンストラット・フロント・サスペンションなど、開発者も相当走りに力を入れていたのが分かります。
今回取材した車両はラグジュアリーなので、足回りは減衰力固定式のショックアブソーバーであり、プレミアムが装備していた『マグネティック ライド コントロール(磁性流体減蓑力制御システム)』は装備していませんが、それでも十分に足は良かったです。

ATSは、2015年のマイナーチェンジでエンジンスペックが変わりました。最高出力は変わらないのですが、最大トルクが35.9kg・m/1700~5500rpmから40.8kg・m/3000~4600rpmにアップ。さらに2016年モデルからはATも8ATに多段化しました。
トルクがアップしてATが多段化した後のモデルの方が、初期のモデルよりもパワフルで高性能なんですが、後期モデルはまだまだ高値安定傾向にあり、250万円を下回る個体は滅多に出てきません。
また、個人的には、市街地など、低〜中速域で走る分には、最大トルクの発生回転数が低い初期モデルの方が運転しやすい気がするし、中古車を購入する際には、前期後期を必要以上に気にする必要はないと思います。それよりも走行距離や、車両の全体的な状態を比較検討した方が良いと思います。

ここで紹介している車両は、新車販売時の価格が最も安価な初期モデルのラグジュアリーですが、外装も内装も綺麗だし、走行距離が少なく機関系も良好。車検残もあるし、228万円であればコスパは高いと思います。


◾️取材協力
・BUBU MITSUOKAつくばショールーム
TEL:029-846-6600
住所:茨城県つくば市学園の森3丁目45-7
https://www.bubu.co.jp/shop/tsukuba/​​​

・BUBU光岡自動車
TEL:0120-17-2290
http://www.bubu.co.jp​​​


◾️撮影&編集:小関一尚
◾️解説:田中享

◾️アメ車ワールド
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#中古車試乗
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#プレミアムセダン​
#高級車​​
#輸入

車両本体価格300万円以下の魅力的なアメ車の中古車を紹介する企画の30台目は、コンパクトでスポーティな異色のキャデラック、ATSです。

車両の概要は以下の通り。

2013年型 キャデラック ATS ラグジュアリー
・車両本体価格:228万円
・車検:令和4年6月
・走行距離:2万5129km
・排気量:2リッター直4 DOHCターボ
・ミッション:6AT
・ボデイカラー:ホワイトダイヤモンド
・内装:ブラックレザー
・乗車定員:5名
・正規輸入車

キャデラックATSは、キャデラック初のコンパクトセダンとして2013年に登場し、2018年まで販売されましたが、後継モデルの名称がCT4となった事で、名称的には絶版となりました。
ちなみにATSは、デビューした年に「2013年北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

今回取材したのは、日本導入初年度モデルのラグジュアリーです。
実はATSは、日本発売時にグレードごとに少しタイムラグがあり、最初にベーシックなラグジュアリーの販売を開始。その2ヶ月後に上級グレードのプレミアムの販売が開始されました。
新車時の価格はラグジュアリーが439万円、プレミアムが499万円。両車には60万円の差がありましたが、エンジンやミッションといった機関系に違いはありません。

キャデラックATSというモデルの最大のセールスポイントは、走りの良さにあると思います。
最高出力276psを発揮する2リッター直4DOHCターボエンジンは、同クラスのライバルの中で頭一つ抜けてパワフルでしたし、FR車の理想とされる50%:50%の前後重量配分、1,580kgの軽量ボディ、キャデラック初の5リンク独立リア・マルチリンクサスペンションとダブルピボット・マクファーソンストラット・フロント・サスペンションなど、開発者も相当走りに力を入れていたのが分かります。
今回取材した車両はラグジュアリーなので、足回りは減衰力固定式のショックアブソーバーであり、プレミアムが装備していた『マグネティック ライド コントロール(磁性流体減蓑力制御システム)』は装備していませんが、それでも十分に足は良かったです。

ATSは、2015年のマイナーチェンジでエンジンスペックが変わりました。最高出力は変わらないのですが、最大トルクが35.9kg・m/1700~5500rpmから40.8kg・m/3000~4600rpmにアップ。さらに2016年モデルからはATも8ATに多段化しました。
トルクがアップしてATが多段化した後のモデルの方が、初期のモデルよりもパワフルで高性能なんですが、後期モデルはまだまだ高値安定傾向にあり、250万円を下回る個体は滅多に出てきません。
また、個人的には、市街地など、低〜中速域で走る分には、最大トルクの発生回転数が低い初期モデルの方が運転しやすい気がするし、中古車を購入する際には、前期後期を必要以上に気にする必要はないと思います。それよりも走行距離や、車両の全体的な状態を比較検討した方が良いと思います。

ここで紹介している車両は、新車販売時の価格が最も安価な初期モデルのラグジュアリーですが、外装も内装も綺麗だし、走行距離が少なく機関系も良好。車検残もあるし、228万円であればコスパは高いと思います。


◾️取材協力
・BUBU MITSUOKAつくばショールーム
TEL:029-846-6600
住所:茨城県つくば市学園の森3丁目45-7
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TEL:0120-17-2290
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◾️撮影&編集:小関一尚
◾️解説:田中享

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