見た目も走りも乗り心地も良いクライスラーのフラッグシップセダン｜2014年型クライスラー300 リミテッドプラス

2021/02/21

車両本体価格200万円以下の魅力的なアメ車の中古車を紹介する企画の33台目は、クライスラー300の正規輸入車です。

車両の詳細は下記の通り。
↓
2014年型クライスラー300 リミテッドプラス
・車両本体価格：188万円
・車検：令和3年9月
・走行距離：3万748km
・排気量：3.6リッターV6 DOHC ペンタスター
・ミッション：MTモード付8AT
・ボデイカラー：グロスブラック
・内装：ライトフロストベージュクロス
・乗車定員：5名
・正規輸入車
・右ハンドル
という車両です。

このクライスラー300、実は前回紹介したダッジチャージャーR/Tと同じ日に取材したんですが、「この2台、ちょっと面白いな」と思ったんで、2台とも撮影したんですよね。

前回のチャージャーの正規輸入車が158万円。この300が188万円。30万円ほどこちらが高いんですが、あちらが2008年モデルでこちらは2014年と6年も新しく、走行距離も半分以下。
さらに言えば、こちらはまだ車検残があるので、諸経費はこちらの方が安く済むと思います。つまり、乗り出し価格の差は30万円以下になります。
また、あちらが5.7リッターで、しかも新車登録から13年経過して重課されるので、自動車税は約10万1200円。こちらは3.6リッターで6万6500円。燃費もこちらの方が良いので、ランニングコストまで考えれば、車両本体価格の差は完全に相殺されると思います。

もちろん、チャージャーR/Tには、V8 HEMIならではの圧倒的なパワーというメリットがあるし、走りの楽しさという点では、ただの300では太刀打ち出来ません。が、セダンとしての実用性や快適性では、間違いなくこっちが上でしょう。
2台は同じFCAの車両で、しかもプラットフォームを共有してて、ボディサイズには大差ありません。とはいえ、それぞれのキャラクターが全く違うので、普通ならこの2台は競合しないと思います。でも、筆者的には、けっこう悩む選択なんですよね。それぞれに違った魅力があるので。

今回は以前に『車両本体価格100万円以下で中古セダンを買う！』企画をやった時みたいに、筆者に今すぐセダンを買う予定はありません。けど、『車両本体価格200万円以下で中古セダンを買う！』としたら、どっちを買うだろう？と思いながら撮影しました。が、結論は出ませんでしたね（笑）。

◾️取材協力
・BUBU光岡自動車
http://www.bubu.co.jp

・BUBU柏（BUBU MITSUOKA 柏ショールーム）
TEL:04-7137-1700
千葉県柏市松葉町７丁目１６−５

◾️撮影＆編集：田中享

◾️アメ車ワールド
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