SUPER GT 2025 Rd.3(Malaysia) Digest | 6年ぶりの海外レースで#12 TRS IMPUL with SDG Zが3位表彰台

<チャプター>
0:00 予選日
1:24 公式予選スタート
3:45 決勝日
4:25 決勝レーススタート

2025年SUPER GTシリーズ第3戦がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されました。6番手からスタートした#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰 一貴 / ベルトラン・バゲット)は序盤から積極的なレースを展開。ハイペースかつ安定した走行で3位となり、今季初の表彰台を獲得しました。

2025年シーズン第3戦、コロナ禍で中断されていた海外でのレースが6年ぶりに復活し、マレーシアでは2013年以来12年ぶりのSUPER GTレースとなりました。1月に行われたセパンテストで好タイムをマークした日産/NISMO陣営は、今季初優勝を目指して4台のNissan Z NISMO GT500が300kmレースに挑みました。これまでの結果により、#23 MOTUL AUTECH Z(千代 勝正 / 高星 明誠)と#12 Zに16kg、#3 Niterra MOTUL Z(佐々木 大樹 / 三宅 淳詞)に4kgのサクセスウェイトが課され、#24 リアライズコーポレーションADVAN Z (松田 次生 / 名取 鉄平)は、サクセスウェイト0kgで勝利を目指します。

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【GT500】
#3 Niterra MOTUL Zが予選5位、
#12 TRS IMPUL with SDG Zが予選6位を獲得

予選
6月27日(金)、現地時間の午後4時30分から予選が開始されました。空には雲が立ち込めて、気温33度、路面温度40度で、マレーシアらしい蒸し暑いコンディションの下となり、午後5時03分からGT500クラス予選Q1がスタートしました。1月のテスト時とは路面コンディションが大きく変わり、公式練習からタイムが伸びない状況で行われたアタックで、#3 Zの三宅が5周目に1分51秒391で7番手に。#12 Zバゲットは3周目、4周目と連続でアタックを行いベストラップは3周目の1分51秒675で9番手となり、Nissan Z NISMO GT500勢は2台がQ1突破を果たしました。#24 Zの名取はコース上の混雑でタイミングが合わず、1分51秒894で13番手。#23 Zの千代は1分52秒251にとどまり、14番手で予選を終えました。

午後5時41分から開始されたQ2では、開始2分半をすぎた時点でコース上にトラブルでストップしたマシンが出て赤旗中断、約5分後にセッションは残り8分で再開されました。この時間短縮によりタイヤのウォームアップが難しくなりましたが、#3 Zの佐々木は4周目に1分50秒580とQ1タイムを更新して5番手に。#12 Zの平峰も、Q1より1秒以上タイムアップを果たす1分50秒684で6番手を獲得しました。各車、決勝レースでの上位進出を狙います。

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序盤から果敢に攻めた#12 Z が3位

決勝
6月28日(土)決勝日、強い日差しと暑さが収まりを見せ始めた午後4時31分、気温33度、路面温度42度のコンディションのもとで300km、55周の決勝レースが行われました。フォーメーションラップのスタート直後、#24 Z 名取のマシンがストップ。オフィシャルによってピットに押し戻されました。セーフティカー(SC)先導による2周のフォーメーションラップの後、シグナルがグリーンに変わりレースがスタート。1周目から果敢にポジションアップを狙った#12 Zのバゲットは5番手に浮上し、#23 Zの千代も混乱するオープニングラップをうまく捌いて11番手に上がります。#3 Zの佐々木はコース取りの不利で後続に先行を許し、7番手で1周目を終えました。

#12 Zはその後もハイペースを保ち、9周目に前車をオーバーテイクし4番手に上がりました。#3 Zは7番手、#23 Zは11番手をキープして、GT500クラスはピットインのタイミングを迎えました。19周を終えてGT500クラスのピットインが始まります。21周を終えた時点で#3 Zと#23 Zがピットイン。#12 Zは23周を終えてピットインしました。#12 Zの平峰は7番手、#23 Zの高星は13番手でレースに戻り、#3 Zの三宅は12番手となりました。32周を終え、GT500クラス全車がピットインを完了した時点で#12 Zは4番手、#3 Zは10番手、#23 Zは12番手でレースは後半戦に入りました。

ペースを上げて表彰台圏内を狙う#12 Zは、34周目に前車をパスして3番手に浮上。その後もペースアップして2番手との差を詰めていきます。45周目には、2番手に1秒以内まで迫りましたがポジションを上げるには至らず、3番手をキープして走行しました。レース最終盤には、ペナルティを科されたクルマがハイペースで迫りましたが、#12 Zは無理せず4番手でフィニッシュ。レース後、3番手フィニッシュのクルマに10秒加算のペナルティが科され、#12 Zは3位となりました。

レース後半、ペースに苦しんだ#3 Zと#23 Zは、それぞれ11位、13位でレースを終えました。フォーメーションラップ開始直後のメカニカルトラブルでピットに戻った#24 Zは、修復作業を行いましたがレースに復帰せずリタイアとなっています。予選、決勝ともに難しいレースとなりましたが、#12 ZがNissan Z NISMO GT500のポテンシャルを示し表彰台を獲得しました。日産/NISMO陣営は、次戦富士スピードウェイでのスプリントレースに向けて全力を尽くします。

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【GT300】
GT300クラスには3台のNissan GT-R NISMO GT3が参戦しました。予選10番手の#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(平手 晃平 / 金丸 ユウ)が10位、予選18番手からスタートした#62 HELM MOTORSPORTS GT-R(平木 湧也 / 平木 玲次)が11位に入り、それぞれ貴重なポイントを獲得しました。

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次戦、富士スピードウェイでも応援よろしくお願いします!

SUPER GT 2025 Round 3 Digest at Sepang International Circuit.

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<チャプター>
0:00 予選日
1:24 公式予選スタート
3:45 決勝日
4:25 決勝レーススタート

2025年SUPER GTシリーズ第3戦がマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されました。6番手からスタートした#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰 一貴 / ベルトラン・バゲット)は序盤から積極的なレースを展開。ハイペースかつ安定した走行で3位となり、今季初の表彰台を獲得しました。

2025年シーズン第3戦、コロナ禍で中断されていた海外でのレースが6年ぶりに復活し、マレーシアでは2013年以来12年ぶりのSUPER GTレースとなりました。1月に行われたセパンテストで好タイムをマークした日産/NISMO陣営は、今季初優勝を目指して4台のNissan Z NISMO GT500が300kmレースに挑みました。これまでの結果により、#23 MOTUL AUTECH Z(千代 勝正 / 高星 明誠)と#12 Zに16kg、#3 Niterra MOTUL Z(佐々木 大樹 / 三宅 淳詞)に4kgのサクセスウェイトが課され、#24 リアライズコーポレーションADVAN Z (松田 次生 / 名取 鉄平)は、サクセスウェイト0kgで勝利を目指します。

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【GT500】
#3 Niterra MOTUL Zが予選5位、
#12 TRS IMPUL with SDG Zが予選6位を獲得

予選
6月27日(金)、現地時間の午後4時30分から予選が開始されました。空には雲が立ち込めて、気温33度、路面温度40度で、マレーシアらしい蒸し暑いコンディションの下となり、午後5時03分からGT500クラス予選Q1がスタートしました。1月のテスト時とは路面コンディションが大きく変わり、公式練習からタイムが伸びない状況で行われたアタックで、#3 Zの三宅が5周目に1分51秒391で7番手に。#12 Zバゲットは3周目、4周目と連続でアタックを行いベストラップは3周目の1分51秒675で9番手となり、Nissan Z NISMO GT500勢は2台がQ1突破を果たしました。#24 Zの名取はコース上の混雑でタイミングが合わず、1分51秒894で13番手。#23 Zの千代は1分52秒251にとどまり、14番手で予選を終えました。

午後5時41分から開始されたQ2では、開始2分半をすぎた時点でコース上にトラブルでストップしたマシンが出て赤旗中断、約5分後にセッションは残り8分で再開されました。この時間短縮によりタイヤのウォームアップが難しくなりましたが、#3 Zの佐々木は4周目に1分50秒580とQ1タイムを更新して5番手に。#12 Zの平峰も、Q1より1秒以上タイムアップを果たす1分50秒684で6番手を獲得しました。各車、決勝レースでの上位進出を狙います。

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序盤から果敢に攻めた#12 Z が3位

決勝
6月28日(土)決勝日、強い日差しと暑さが収まりを見せ始めた午後4時31分、気温33度、路面温度42度のコンディションのもとで300km、55周の決勝レースが行われました。フォーメーションラップのスタート直後、#24 Z 名取のマシンがストップ。オフィシャルによってピットに押し戻されました。セーフティカー(SC)先導による2周のフォーメーションラップの後、シグナルがグリーンに変わりレースがスタート。1周目から果敢にポジションアップを狙った#12 Zのバゲットは5番手に浮上し、#23 Zの千代も混乱するオープニングラップをうまく捌いて11番手に上がります。#3 Zの佐々木はコース取りの不利で後続に先行を許し、7番手で1周目を終えました。

#12 Zはその後もハイペースを保ち、9周目に前車をオーバーテイクし4番手に上がりました。#3 Zは7番手、#23 Zは11番手をキープして、GT500クラスはピットインのタイミングを迎えました。19周を終えてGT500クラスのピットインが始まります。21周を終えた時点で#3 Zと#23 Zがピットイン。#12 Zは23周を終えてピットインしました。#12 Zの平峰は7番手、#23 Zの高星は13番手でレースに戻り、#3 Zの三宅は12番手となりました。32周を終え、GT500クラス全車がピットインを完了した時点で#12 Zは4番手、#3 Zは10番手、#23 Zは12番手でレースは後半戦に入りました。

ペースを上げて表彰台圏内を狙う#12 Zは、34周目に前車をパスして3番手に浮上。その後もペースアップして2番手との差を詰めていきます。45周目には、2番手に1秒以内まで迫りましたがポジションを上げるには至らず、3番手をキープして走行しました。レース最終盤には、ペナルティを科されたクルマがハイペースで迫りましたが、#12 Zは無理せず4番手でフィニッシュ。レース後、3番手フィニッシュのクルマに10秒加算のペナルティが科され、#12 Zは3位となりました。

レース後半、ペースに苦しんだ#3 Zと#23 Zは、それぞれ11位、13位でレースを終えました。フォーメーションラップ開始直後のメカニカルトラブルでピットに戻った#24 Zは、修復作業を行いましたがレースに復帰せずリタイアとなっています。予選、決勝ともに難しいレースとなりましたが、#12 ZがNissan Z NISMO GT500のポテンシャルを示し表彰台を獲得しました。日産/NISMO陣営は、次戦富士スピードウェイでのスプリントレースに向けて全力を尽くします。

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【GT300】
GT300クラスには3台のNissan GT-R NISMO GT3が参戦しました。予選10番手の#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(平手 晃平 / 金丸 ユウ)が10位、予選18番手からスタートした#62 HELM MOTORSPORTS GT-R(平木 湧也 / 平木 玲次)が11位に入り、それぞれ貴重なポイントを獲得しました。

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次戦、富士スピードウェイでも応援よろしくお願いします!

SUPER GT 2025 Round 3 Digest at Sepang International Circuit.

TK

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