SUPER GT 2024 Rd.6(Sugo) Digest

SUPER GT 2024 Rd.6(Sugo) Digest

<チャプター>
0:00 予選日
0:25 公式予選スタート
2:46 決勝日
3:39 決勝レーススタート

2024年SUPER GTシリーズ第6戦がスポーツランドSUGOで開催され、4台のNissan Z NISMO GT500が300kmレースに挑みました。予選日から降雨が続き、予選はキャンセル、決勝もウェットからドライへと難しいコンディションのなか、5番手からスタートした#12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が安定した速さを発揮し、3位表彰台を獲得。#3 Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)が6位入賞を果たしました。

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【GT500】
予選
雨の影響で予選はキャンセルされ、公式練習のベストタイム順によりグリッドが確定

前戦、第5戦鈴鹿は台風の影響で12月に延期され、今回がシーズン後半戦の緒戦となりました。シリーズ5戦目となった今大会、東北地方を襲った激しい雨の影響で、スポーツランドSUGOは予選日から荒天に見舞われました。

前戦までの結果により#3 Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)には60kg、#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)は46kg、#12 MARELLI IMPUL Zは38kg、#24 リアライズコーポレーションADVAN Z (松田次生/名取鉄平)は4kgのサクセスウェイトが搭載されました。なお、規定によりサクセスウェイトが50kgを超えた場合、リストリクターを一段階絞り、ウェイトは17kg減らすことになります。

9月21日、朝から冷たい雨が降り続くなか、午前に公式練習が行われました。その後、雨は激しさを増し、午後に予定されていた予選はキャンセルになります。決勝のグリッドは公式練習のベストタイム順となり、#12 Zが5番手、#24 Zが7番手、#23 Zが9番手、#3 Zが15番手で決勝レースをスタートすることになりました。

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決勝
5番手スタートの#12 Zが3位表彰台を獲得
#3 Zが15番手からポジションを上げ6位入賞を果たす

22日の決勝日も朝から降雨が続き、一時激しい雨が降り注ぎましたが、午後になり徐々に雨足は弱まり、コンディションの回復を待ってレースは予定より52分遅れの午後2時22分開始となりました。スタート時に雨は上がりましたが、厚い雲が空を覆うウェットコンディションのもと、セーフティカー(SC)先導でレースがスタートしました。

3周にわたるSC先導走行の後、シグナルがグリーンとなりレースが始まりました。好スタートを見せた#12 Zのバゲットはポジションを上げて3番手に上昇。接近戦のなかでさらに上位を狙います。7番手スタートの#24 Z松田は序盤ペースが上がらず、9周目には15番手までダウン。9番手スタートの#23 Z千代は接戦のなかでポジションをひとつ落とし10番手。15番手から追い上げを見せた#3 Z高星は7周目に7番手、10周目には6番手にジャンプアップを果たしました。

ウェットとドライが混在し、時折小雨が降る難しいコンディションが続きました。26周目、GT300クラス同士のクラッシュにより、SCが導入されました。この時点で、接戦のなか激しいポジション争いとなった#12 Zは6番手、#3 Zは7番手、#23 Zは10番手、#24 Zは11番手を走行していました。31周を終えSC先導が終了すると、#23 Zが早めにピットインを行いクインタレッリに交代します。このピットインにより#23 Zは14番手となり、他車のピットインを待つ作戦を採りました。

42周を終え、5番手走行の#12 Zと11番手までポジションを落とした#3 Zがピットインし、ドライバー交代とタイヤをドライに替えます。GT500クラスの多くが同じタイミングでピットインし、順位が錯綜するなか、ピットインを引き延ばす作戦を採った#24 Zがトップに立ち、早めにピットインを行った#23 Zは4番手となりました。ピットイン作業を終えた#12 Zは平峰が8番手で、追突されたダメージの修復もあわせて行った#3 Zは三宅が13番手でレースに戻り、レースは後半戦に入りました。43周目、GT300クラスのマシンがアクシデントでコース上にストップし、再びSCが導入されました。50周目にレースが再開され、51周目にトップを走行していた#24 Zがピットインを行い、ドライバーを名取に交代します。53周目にGT500クラス全車が規定のピット作業を終え、その時点で#23 Zは4番手、#12 Zは5番手、#3 Zは11番手、#24 Zは14番手となりました。54周目、混戦のなかで3台をパスした#12 Zが2番手に浮上。その後も混戦は続き、58周目に#12 Zは3番手にダウンしますが、後続との差を広げて上位を追撃します。58周を終え、ウェットタイヤで苦しい戦いを続けていた#23 Zがピットインしてドライタイヤに交換し、ポジションを大きく落としてしまいました。

レースは終盤を迎え、3番手走行の#12 Zは2番手に迫る場面も多くありましたが、狭いコースと周回遅れのGT300クラスの車両に阻まれ、ポジションアップは難しい状況となりました。ペースを上げて追い上げを図る#3 Zは、上位車のペナルティなどもあり徐々にポジションを上げ、79周目に6番手まで浮上。厳しいコンディションで行われたレースは、無事84周のチェッカーフラッグを迎え、安定した速さで後続を引き離した#12 Zが3位でフィニッシュし、表彰台を獲得しました。終盤に追い上げを見せた#3 Zは6位入賞。難しいコンディションのなか、タイヤ戦略でチャレンジした#24 Zと#23 Zは、12位、13位でフィニッシュとなりました。

日産/NISMO陣営にとって、ウェット路面とタイヤのマッチングなど新たな経験を積んだレースとなりました。これらのデータを基にシーズン残り3戦に好結果を残すべく準備を進め、Nissan Z NISMO GT500の今季2勝目、そしてタイトル奪取を目指して第7戦オートポリスでの戦いに挑みます。

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【GT300】
GT300クラスには4台のNissan GT-R NISMO GT3と、1台のGTA GT300規則の日産フェアレディZが参戦しました。刻一刻と路面が変化する難しいコンディションのなか、12番グリッドからスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが入賞目前に迫る11位で完走しました。

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次戦、オートポリスでも応援よろしくお願いします!

SUPER GT 2024 Round 6 Digest at Sportsland Sugo.

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SUPER GT 2024 Rd.6(Sugo) Digest

<チャプター>
0:00 予選日
0:25 公式予選スタート
2:46 決勝日
3:39 決勝レーススタート

2024年SUPER GTシリーズ第6戦がスポーツランドSUGOで開催され、4台のNissan Z NISMO GT500が300kmレースに挑みました。予選日から降雨が続き、予選はキャンセル、決勝もウェットからドライへと難しいコンディションのなか、5番手からスタートした#12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が安定した速さを発揮し、3位表彰台を獲得。#3 Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)が6位入賞を果たしました。

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【GT500】
予選
雨の影響で予選はキャンセルされ、公式練習のベストタイム順によりグリッドが確定

前戦、第5戦鈴鹿は台風の影響で12月に延期され、今回がシーズン後半戦の緒戦となりました。シリーズ5戦目となった今大会、東北地方を襲った激しい雨の影響で、スポーツランドSUGOは予選日から荒天に見舞われました。

前戦までの結果により#3 Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)には60kg、#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)は46kg、#12 MARELLI IMPUL Zは38kg、#24 リアライズコーポレーションADVAN Z (松田次生/名取鉄平)は4kgのサクセスウェイトが搭載されました。なお、規定によりサクセスウェイトが50kgを超えた場合、リストリクターを一段階絞り、ウェイトは17kg減らすことになります。

9月21日、朝から冷たい雨が降り続くなか、午前に公式練習が行われました。その後、雨は激しさを増し、午後に予定されていた予選はキャンセルになります。決勝のグリッドは公式練習のベストタイム順となり、#12 Zが5番手、#24 Zが7番手、#23 Zが9番手、#3 Zが15番手で決勝レースをスタートすることになりました。

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決勝
5番手スタートの#12 Zが3位表彰台を獲得
#3 Zが15番手からポジションを上げ6位入賞を果たす

22日の決勝日も朝から降雨が続き、一時激しい雨が降り注ぎましたが、午後になり徐々に雨足は弱まり、コンディションの回復を待ってレースは予定より52分遅れの午後2時22分開始となりました。スタート時に雨は上がりましたが、厚い雲が空を覆うウェットコンディションのもと、セーフティカー(SC)先導でレースがスタートしました。

3周にわたるSC先導走行の後、シグナルがグリーンとなりレースが始まりました。好スタートを見せた#12 Zのバゲットはポジションを上げて3番手に上昇。接近戦のなかでさらに上位を狙います。7番手スタートの#24 Z松田は序盤ペースが上がらず、9周目には15番手までダウン。9番手スタートの#23 Z千代は接戦のなかでポジションをひとつ落とし10番手。15番手から追い上げを見せた#3 Z高星は7周目に7番手、10周目には6番手にジャンプアップを果たしました。

ウェットとドライが混在し、時折小雨が降る難しいコンディションが続きました。26周目、GT300クラス同士のクラッシュにより、SCが導入されました。この時点で、接戦のなか激しいポジション争いとなった#12 Zは6番手、#3 Zは7番手、#23 Zは10番手、#24 Zは11番手を走行していました。31周を終えSC先導が終了すると、#23 Zが早めにピットインを行いクインタレッリに交代します。このピットインにより#23 Zは14番手となり、他車のピットインを待つ作戦を採りました。

42周を終え、5番手走行の#12 Zと11番手までポジションを落とした#3 Zがピットインし、ドライバー交代とタイヤをドライに替えます。GT500クラスの多くが同じタイミングでピットインし、順位が錯綜するなか、ピットインを引き延ばす作戦を採った#24 Zがトップに立ち、早めにピットインを行った#23 Zは4番手となりました。ピットイン作業を終えた#12 Zは平峰が8番手で、追突されたダメージの修復もあわせて行った#3 Zは三宅が13番手でレースに戻り、レースは後半戦に入りました。43周目、GT300クラスのマシンがアクシデントでコース上にストップし、再びSCが導入されました。50周目にレースが再開され、51周目にトップを走行していた#24 Zがピットインを行い、ドライバーを名取に交代します。53周目にGT500クラス全車が規定のピット作業を終え、その時点で#23 Zは4番手、#12 Zは5番手、#3 Zは11番手、#24 Zは14番手となりました。54周目、混戦のなかで3台をパスした#12 Zが2番手に浮上。その後も混戦は続き、58周目に#12 Zは3番手にダウンしますが、後続との差を広げて上位を追撃します。58周を終え、ウェットタイヤで苦しい戦いを続けていた#23 Zがピットインしてドライタイヤに交換し、ポジションを大きく落としてしまいました。

レースは終盤を迎え、3番手走行の#12 Zは2番手に迫る場面も多くありましたが、狭いコースと周回遅れのGT300クラスの車両に阻まれ、ポジションアップは難しい状況となりました。ペースを上げて追い上げを図る#3 Zは、上位車のペナルティなどもあり徐々にポジションを上げ、79周目に6番手まで浮上。厳しいコンディションで行われたレースは、無事84周のチェッカーフラッグを迎え、安定した速さで後続を引き離した#12 Zが3位でフィニッシュし、表彰台を獲得しました。終盤に追い上げを見せた#3 Zは6位入賞。難しいコンディションのなか、タイヤ戦略でチャレンジした#24 Zと#23 Zは、12位、13位でフィニッシュとなりました。

日産/NISMO陣営にとって、ウェット路面とタイヤのマッチングなど新たな経験を積んだレースとなりました。これらのデータを基にシーズン残り3戦に好結果を残すべく準備を進め、Nissan Z NISMO GT500の今季2勝目、そしてタイトル奪取を目指して第7戦オートポリスでの戦いに挑みます。

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【GT300】
GT300クラスには4台のNissan GT-R NISMO GT3と、1台のGTA GT300規則の日産フェアレディZが参戦しました。刻一刻と路面が変化する難しいコンディションのなか、12番グリッドからスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが入賞目前に迫る11位で完走しました。

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次戦、オートポリスでも応援よろしくお願いします!

SUPER GT 2024 Round 6 Digest at Sportsland Sugo.

TK

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